1ドル、160円。9月28日〜10月2日、その水準を試すのか。円安へ向かう圧力と、それをけん制する政府。相場を読む鍵は、このせめぎ合いにあります。

159円台のあと、157円台へ。

直近のドル円は、一時159円04銭まで上昇しました。ところが、金曜のニューヨーク市場は157円27銭で終了。160円への道は、一方通行ではありませんでした。[01][02]

円安が進む条件を読む。

再び上を試すなら、支えになるのは何か。まずは、アメリカの物価と雇用です。強い数字が高い金利を支えれば、ドルを買う材料になる。一方、弱い数字なら、円安の前提も揺らぎます。

円の過小評価は問題。

一方、政府は円安をどう見ているのか。9月25日、日米の財務大臣は、円の過小評価は問題だという認識を再確認しました。私たちは、円安を放置しないという、明確なけん制と読みます。[03]

発言・観測・介入は別。

ただし、160円で介入すると決まったわけではありません。レートチェックの報道、当局の発言、実際の介入。この三つを混同しないことが重要です。[03][04]

言葉のあとに、何が残ったか。

見るのは、発言の強さだけではありません。言葉が伝わったあと、円は買われたのか。その動きは続いたのか。それとも、すぐに戻されたのか。政府の意思と、市場の答えを分けて追います。

9月28日〜10月2日は、物価・日銀・雇用。

9月28日〜10月2日は、水曜のアメリカの物価指標、PCE。木曜は日銀短観と、金融政策の主な意見。金曜は、アメリカの雇用統計です。円安が再び進む条件と、押し戻される条件。その両方を確かめます。[05][06][07]

ニュースの先の値動きへ。

ビジFXでは、まずカレンダーで発表予定を確認。次に、ニュースと要人発言。相場が大きく動いたら、急変の記録へ。いつ、何が伝わり、価格がどう動いたか。材料と値動きを、行き来しながら追えます。[P01]

向かう理由も、止まる理由も。

160円に届くか。それだけでは足りません。なぜ向かい、何に押し戻されるのか。ニュースと値動きをつなぎ、次の判断へ。ビジニュース。そして、ビジFX。

原典・出典

  1. 1 フィスコ(財経新聞掲載)
    NY為替:米先週分新規失業保険申請件数が予想を下回る9月24日のNY市場で一時159.04円。同市場の引け参考値158.90円。報道参考値。売買気配の区分・統一的な市場終値の定義は本文にない。BizFX ASKと同一視しない。
  2. 2 フィスコ(株探掲載)
    NY為替:片山財務相がベッセント米財務長官と電話会談9月25日のNY市場の引け参考値157.27円。日次参考値。政府発言の直後のReactionを測った資料ではない。
  3. 3 財務省
    日米財務大臣会談(令和8年9月25日(金))9月25日21時、日米財務大臣が電話会談。円の過小評価は問題との認識を再確認。協力のさらなる強化を再確認。160円での介入実施や、次回介入の日時を公表した文書ではない。『円安を放置しないというけん制』は当媒体の解釈。
  4. 4 財務省
    片山財務大臣閣議後記者会見の概要(令和8年9月25日)レートチェックに関する質問への回答を差し控えた。円の過小評価を問題とする認識を説明。質問文を当局の確認に変換しない。日銀の物価安定目的の金融政策と政府の為替政策を同一視しない。
  5. 5 BEA
    Release Schedule9月30日08:30米東部時間、8月Personal Income and Outlays。同時刻に第2四半期GDP第3次推計等。日本時間へzoneinfoで換算。市場予想・未発表結果を記載しない。
  6. 6 日本銀行
    公表予定(2026年9月25日更新)10月1日08:50 JST、短観9月概要・要旨。同時刻、9月17・18日会合の主な意見。9月28日の議事要旨は7月会合分。10月1日の主な意見と取り違えない。
  7. 7 BLS
    Schedule of Selected Releases for October 202610月2日08:30米東部時間、9月Employment Situation。日本時間へzoneinfoで換算。予定変更時は該当シーン・説明欄だけ更新。
  8. 8 BizFX
    BizFX公開機能の収録先2026年9月27日、公開本番のBizFX TOP・主要通貨レート・経済カレンダー・ニュース・要人発言・急変詳細・Historical/Reactionを閲覧・収録。動画に使用したのは実画面であり、現在画面の価格を過去時点の根拠として扱わない。